太陽光発電比較ナビ 特別対談
太陽光発電比較ナビ×株式会社インシュアランスサービス vol.01

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リスクヘッジで、長寿命な生涯発電を!
太陽光発電における保証・保険の重要性


日本のエネルギー政策の大転換として始まった「再生可能エネルギー固定価格買取制度」も2年目を迎え、一般家庭への太陽光発電システムの導入および企業の再エネビジネスも爆発的な盛況を見せている。
分譲型メガソーラーやメガソーラーファンドも登場し、裾野も拡大。
しかし、その一方で、各地でシステムの不具合が発生し、問題も頻出するようになった。
太陽光は無限であるが、太陽光発電にはメンテナンスが必要。
導入後の故障などのリスクをオーナーは真剣に考える時代が来ている。
そこで今回はリスクマネジメントに基づく保険設計に精通する【インシュアランスサービス】様と太陽光発電における保証・保険の重要性についてお話いただいた。

太陽光発電比較ナビ(以下/A)
株式会社インシュアランスサービス(以下/B)執行役員 ミナヨシ様
(以下/C)国府田 文雄様

株式会社インシュアランスサービス
損害・生命保険会社30社以上の保険プログラムからお客様に最適なプログラムを選択設計し、提案する国内有数規模の乗合型保険代理店。1975年に兵庫県神戸市中央区で創業以来、「保険会社の代理人ではなく、お客様の代理人」を経営理念に、リスクマネジメントに基づく保険プログラムの設計、保険金の請求サービスに従事。

太陽光発電のリスクは何か?
保険に「転嫁」できるリスクを把握する vol.01

太陽光発電システムはリスクゼロではない

A:太陽光発電の保険は範囲が広すぎて、一般的な保険と比べて中身が分かりにくいという声をよく耳にします。

B:太陽光発電のリスクそのものが顕在化していない、イメージしにくいからですね。
まずは太陽光発電のリスクの中で何が保険で転嫁できて、何が保険で転嫁できないのか。
保険で対応できないリスクは何なのかを把握することが重要と思います。
例えば、同じようなビジネスモデルの不動産、貸しビル業とリスクを比較してみましょう。
賃貸では、建物そのものの存在がリスクの主流です。あとは収入が得られないリスクとして入居者が入らない、不在になるなどが挙げられます。
一方の太陽光発電は電気を売って収入を得るというビジネスモデルです。
太陽光発電というモノを設置すれば、収入につながるので、第三者に入居してもらって初めて収入を得る不動産業より、ワンクッション大きくなると言えます。
その保険としては、「火災保険」といった火災をはじめとする様々な偶然な事故により、ソーラーパネル・太陽光発電機器が損害を受けた場合に保険金をお支払いするものです。
モノそのものの損害をカバーする補償ですね。
そして我々が「電気的・機械的事故」と呼んでいる、発電ができなくなるリスクをカバーする補償、そして完全に売電ができなくなった時の利益の補償。
太陽光発電機器は、一般的に太陽電池モジュール、接続箱、パワーコンディショナ、モニタリモコン、専用ケーブル・売電メーター等といったパーツからなります。
「電気的・機械的事故」とは、これらの機器の電気の作用(ショート、アーク、スパーク、過電流等)や機械の稼働に伴って発生した事故を言います。
このように大きく3つを考えていけば、太陽光発電システムの保険は分かりやすいと思います。

転嫁=リスクの発生する可能性があるがあることを他社に任せたり、発生した影響を他者に負担させること

起こりうるリスクに対する予防保全

A:長らく、太陽光発電は故障がほとんどなく、メンテナンス不要とうたわれてきました。
そんな状況のなか、3つの保険が考えられると。
つまりリスクは起こりうるという前提で、オーナーはリスクヘッジを考えていかなければならないということですね。

C:そうですね。今、お話があったように、太陽光発電は不動産投資、つまりビルの賃貸経営と比較されることがとても多いんですね。
どこを比較するのか。それがリスクヘッジなんです。
例えば、現在、東京では神田から銀座にかけて地域開発が盛んに行われており、この地域の不動産顧客は、耐震を備えた大きな新築物件にどんどん移転して、既存の中古物件には空室が目立っています。
中小ビルのオーナーや、この地域への不動産投資を考えている人たちは、リスクが大きいと考えるのが当然でしょう。
そこで比較されるのが太陽光発電です。
太陽光発電は20年以上、安定した収益が得られ、不動産のように部屋が空いて収入がストップすることもない。
だから不動産オーナーのなかには太陽光発電に投資を切り替えようとしている人も多いんです。
といっても太陽光発電のリスクがゼロというわけではありません。
まず環境的なリスクがあります。20年間以上安定した売電を維持していくためには、色々な環境条件に対してリスクヘッジをしなければなりません。これは予防保全なんですね。
これから先、3年後に何が起こるのか。5年後、10年後、パネルはどうなっているのか。
発生するリスクを予測し、予防保全を考えていかなければならない。
不動産では部屋が空けばあくほど、金利負担も増えます。
そうならないために中間業者に客を探してもらう必要が出てくると。
一方の太陽光発電はきちんとメンテナンスさえしていれば、リスクは回避できると思います。
ただし、郊外で展開することがほとんどである産業用の発電システムには、別のリスクが発生します。
最近多いのは盗難です。太陽光発電システムはケーブルのコネクターを外すだけで簡単に盗めますから、まず盗難のリスクを考えなければなりません。
それから落雷や津波などの環境的なリスク。
高電圧を発生いたしますので、周りにフェンスを作らなければいけないのですが、フェンスの高さや強度などの基準がないため、人が中に入ることが容易に可能です。
物珍しいこともあり、侵入した人がパネルの上で跳び跳ねでもしたら、パネルはすぐ故障していまいます。
人が入るのはイレギュラーなケースですが、盗難や機械の不具合というリスクは考えておかなければなりません。

B:そうですね。最近は異常気象ということもあり、落雷などの外的な要因で不具合が発生しています。
起こりうるリスクを補償する保険をつくることで、太陽光ビジネスに対する投資の信頼性を高めると共に、太陽光発電の導入や、メガソーラー向けのプロジェクトファイナンスへの足掛かりとなると思います。

対談ポイント…

安定した太陽光発電による利益を維持するために、リスクコントロールは重要な課題の一つ。
不測の事態や事故の発生に対し、できるだけ小さい損失に抑えるために、設置後の定期的なメンテナンス、さらには起こりうる問題に対する予防保全も必要である。
しかし、いくらリスクコントロールによって事故やリスクの低減・回避・予防をしても、それらをゼロにすることはできない。
それぞれのリスクを洗い直し、その一部を保険に「転嫁」することは、発生した損失を最小限に抑える有効な手法の一つとなるのだ。

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