太陽光発電比較ナビ 特別対談
太陽光発電比較ナビ×株式会社インシュアランスサービス vol.02

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誰に何を保障してもらう?その条件は?
保証ありで安心せず、納得の保障選びを vol.02

メーカーと保険会社の保障の違い

A:太陽光発電システムのメーカーの保険と、民間の保険会社の保険・保障の一番の違いは何でしょうか。

B:まず言えるのは、メーカー自身も自分たちでリスクを抱える、保険転嫁することが必要であるということですね。一般的にメーカーの保証は、自分たちが作った生産物の性能の保証です。各メーカーにより保証期間は1年、5年、25年と様々ですが、「これだけ発電できます」とうたっていたものができなかった場合の保証が基本となっています。さらに保証の範囲を広げている国内メーカーもあります。一番多いのが自然災害ですね。ただし制限が多い。例えば、パネルだけではなく、架台までトータルで自社メーカーのものを設置した場合は、全部保障します、それ以外は10年や15年というものがあります。保障内容をよく理解して、上手に使うならば、メーカー保証は価値があるといえます。特に性能保障に関しては、基本的にはメーカーが保障するべき部分だと思います。

A:一般の人には保険と保証の違いもわかり辛いですね。

B:正直なところ、明確な違いはありません。メーカー側が保証しますというのはメーカーとユーザーの約束、2者間で結ばれた保証の内容です。そのメーカー保証の中身を、ご自身で保有されるのか、保険に転嫁するのか。具体的に言いますと、対象となる物が何らかの原因でダメージを受けたときにお金を受け取れる価値保証やギャランティという形になります。保障を保険会社に転嫁するという位置づけでお考えになられたら、わかりやすいでしょう。

A:表裏一体ということでしょうか。

B:そうですね。必ず転嫁しなければならないということではないです。

曖昧な日本人気質が誤解を生む

A:保険会社と、それを利用するユーザーさんの意識のズレには、どういったことが多いのですか。

B:一番多いのは誤認識です。例えば、斡旋を全部やれば、自然災害も保障しますという内容だったとします。ところが斡旋をすべて同じメーカーでやっていなかった。この認識が間違っていると、例えば、雹が降ってきて割れた時にカバーしてもらえるものだと思っていたのに、実際にはその保証がついていないという具合です。

A:日本の風土、気候を考えますと、設置後のメンテナンスや保証が非常に大事ということですね。つまり、設置前から、設置後を重点的に考えておかなければならないと。一般的には設置時の保証に目が行きがちですが、クリーンエネルギー保全協会の国府田理事長は、入口(設置時)だけでなく、出口(設置後)も、その両方を、きちんとメンテナンス・保証しなさいということを謳っておられますよね。

C:「誤認識」は、メーカー保証・民間保険に限らず全体に言えることだと思います。日本人の感覚で、保険の詳細を見ないことが往々にしてあります。私自身もそうです。メーカー保証が付いているだけで、安心してしまう。保険という言葉のマジックで、全てを保険でカバーしてもらえるという認識がある。下に小さく、※注意書きが付いている部分をよく読まずに、契約にサインをしてしまうのです。
先ほどお話にあったように、メーカー保証に自然災害が含まれていなくても、自然災害が発生したときにメーカー保証でカバーしてもらえると誤解しているんですね。今、保険に入る人の感覚というのは90%ぐらいそうではないでしょうか。

B:まさにおっしゃる通りだと思います。極端な話になりますが、供給サイドから説明をしなければ、すべてカバーされるのだと勘違いしている。実はそれがリスクとしては大きいと思います。

C:誤認識が発生するのは、保険会社さんにも原因があると思います。ぼやっとした曖昧模糊としたところで動くのが日本国民。だから保険会社さんも、そんな日本人の国民性を利用して早く契約しようとする。ぼやっとしたままお互いの契約が成立してしまうので、後で誤認識という問題になると思います。
だから根本的なところから変えて、供給側はもっとユーザー側に対して「ちゃんと読んでください」、「もう一回読み直してください」ということを強く言うべきだと思いますね。それはお互いのためになることなので。世界では曖昧な契約なんて、ありえないです。

B:海外では、契約書を読まずにサインすることなど絶対にないですからね。

A:昔ならば、あ・うんの呼吸で、曖昧模糊にしていたことで商売が成り立っていたらしいのですが、今では論外です。はっきり決め事をしていかないと、あとで双方の関係が崩壊してしまいます。それは供給側にも責任はありますし、契約側にも責任があると思います。特にメーカー保証に関しては、世界的に有名な大きなメーカーがやっている太陽光発電なのだから安心、全部保障してくれると思って、保証の内容を読まないで契約している人が少なくない。太陽光発電システムは大きな買い物なのですから、オーナーの意識も変えなければならないですね。

A:クリーンエネルギー保全協会で推進されている【CECA災害補償制度】は、太陽光発電業界における課題を解決した画期的な補償制度だとか。インシュアランスサービスさんが考案されたんですよね。

B:はい、内容をかためるにあたり、保険会社との交渉が非常にややこしかったですね。例えば、盗難被害一つ取ってみても、各保険会社のスタンスやいろいろな問題が絡んでくる話になります。保険会社は営利目的の企業なので、高いリスクは負いたくない。万が一、負うならば、当然高いコストを払ってもらわないと受け入れられないという判断をしていきます。したがって、網羅をすればするほど当然、保険料金は上がってしまいます。しかし、網羅をしていかないとお客様との誤認識が埋まらない。「ここはリスクですから、払いませんよと」いうことをしっかり説明することが大切なのですが、「そんなリスクがあるなら、カバーして」というのは買う側が思うのは当然です。そのリスクをラインナップとして、保険で負担してあげるという保証づくりの作業を重要視しました。起こりうるリスクについては、ヘッジ方法を供給サイドから提案をしていくべきです。ユーザーの気がつかない、イメージできないようなリスクこそ、先に保証しておく、曖昧模糊の部分をこちらで把握した上で先に手を伸ばしておく、しかも低コストでということが非常に大きな課題になると思います。何を保障するのか、保険の中身には、得意、不得意はあると思いますが、我々としましては、得意な保険会社からいかに補償内容を引っ張り出せるかというのが重要な指標になってくると思います。

C:当協会では、業者さんが販売する太陽光発電システムのメーカー保証にない災害補償を付帯できないかと、保険代理店や保険会社等とともに研究を進めてきまして、【CECA災害補償制度】はそこをカバーできるようなラインナップになっています。

A:裏を返せば、ユーザーサイドに立たない供給サイドも世の中にはあるということですね。保証内容をしっかり見極めて、きちんと保障してくれる良い業者を選ぶことがユーザーには大事ということですね。

対談ポイント…

万が一のときに備え、メーカー保証や保険をうまく活用するためには、まず保証内容をよく理解しなければならない。大手メーカーで××年保証がついているから…で安心しているユーザーが少なく、そのほとんどがメーカー保証のなかには、自然災害や盗難の補償は含まれない場合があることを把握していない。提供側は保険の重要性とその内容の把握を、ユーザーに促す必要がある。ユーザーはリスクヘッジの重要性を認識するとともに、あらゆるリスクを網羅した保険に加入している供給業者を、業者選択のポイントの一つに加えるべきである。

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